別段書くようなこともないのだけれど。
部屋のどこに何があるかわからなくなりつつあるのでそろそろ片付けることにしようか、と思いはじめて早数週間。
折り重なった夥しい紙類が層を成し、コンビニのビニール袋や缶コーヒーの空き缶が散見され、正体不明のケーブルが縦横無尽に這いまわり、机下に生じた暗部には一体何があるのか定かでない、というように現在の状況は表現されます。最早片付けることにどの程度意味を見出すことが出来るのか甚だ疑わしいという、極めて由々しき事態の現出です。
…と、表現するよりも、掃除という行為に移るべきですね、まずは。
表現によって現実が変わるわけではなく、現実とは常に実際としての行為によってしか変化しません。よって現下の状況を「由々しい」と表現するからには、早急に対応策を打ち出す必要性があります。
しかしまあ、一体どこから手をつけていいのやら。
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