戦争が始まってしまいました。
言いたいことは山ほどありますが、それをストレートに表現するのは私のキャラじゃありません。そういうことはもっと偉い人がやればいいんです。
そんな気分にぴったりなニュースが一つ(こちら)。
ブッシュ大統領に、彼を一時深刻な危機に陥れた(*)悪魔のお菓子(笑)・プレッツェルをフランスから大量に贈呈しよう、という活動だそうです(当該サイトはこちら)。
米国内ではフランス産のワインを下水道に捨てたり、「フレンチ・フライ」を「フリーダム・フライ」に言い換えたりするような露骨なフランス製品の不買運動が展開されているようですが、こちらのほうはどこかユーモアがあってなんとなく親しみが持てます。そもそも、米国製品を捨てるとか壊すといった直接的な表現ではなくて、「因縁のお菓子をどっさり買い込んで送りつける」という手口が楽しいと思いません?これぞエスプリ。年季の入り方が違います。
「戦争反対」という言葉はなんだか気恥ずかしくてなかなか言えませんが、この運動は肩の力が抜けている感じで良いと思いました。私もプレッツェル一個買おうかなあ(笑)。
所詮は「戦争に対してせめて非協力的でありたい」と思う平和な国の一小市民の欺瞞に過ぎないのかもしれませんけどね。
いいんです、欺瞞でも。
私がそう思ったという事実だけは、たとえどちらの大統領でも変えられないのですから。
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