職場で販促用のPOPを作ることになりました。まあ、テキトーに作っときゃいーだろ、というつもりで始めたのですが、これがまあ。
かつて私がにきび面の中学生だった頃、レタリングばかりやっていた時期があります。例えば文化祭のポスターとか、掲示用の大きな文字板だとか、そんなものばかり作っていた時期がありまして。散々書いた挙句にゴシック体や明朝体の特徴を体が覚えてしまったのです。
思春期に覚えたことというのはなかなか抜けないそうで、私の場合このレタリングのスキルがそのひとつのようです。
最近はパソコンの普及とあいまって、手書きでレタリングするようなことなどもうないだろうと思っていたのですが、今回販促用POPの作成にあたってそのスキルに再び活躍の場が与えられたのです。
手書きでレタリングするなんて本当に久しぶりなのに、縦画と横画のバランスとか、曲線のラインとか、適当にやってもそれらしくなるから恐ろしいものです。
中学校時代に大量の下請けを出してくれた美術の先生に感謝。
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