疲労困憊の果てに今日は一日ぐーたら。
そうだ、マンガ1冊買ってきました。
福島聡の「少年少女」1巻(エンターブレイン刊)。え、読みきり集なの?
いやー、表紙買いだったんですがこれがなかなか。黒い笑いにまぶされた、人の生き死にのあれやこれや、という内容です。お気に入りは「宇宙パンダに情けはあるか!?」かなあ。
ちょっとアクの強い描線が風変わりな物語にはまってていいです。登場する少年も少女も、生っぽいというかその辺に普通にいそうな感じです。単にシニカルなだけではなくて、すっと奥のほうに入っていくような視線がまた独特な感じを放っているので、それが黒い笑いを笑った後に残る寂寥感につながってくるんですよ。
久しぶりのおすすめマンガですね。
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