強固なロジックの無限の反復

2004年3月11日(Thu) 曇

高く分厚く

 ちょっと部屋だけでなくて考えのほうも整理しようと思います。
 このところの自分の思考能力の減退ぶりは我ながらいっそ爽快なぐらいなのですが、まあそうは言ってもロゴスに依存する私の本質はほとんど変質していません。
 なんと言うか、「バカの壁」をだんだん高く厚く築きつつあるような状態です。このままバカの壁を築きつづければそのうち天に届くかもしれないなどという妄言は論外としても、そうして外界に対する理解の仕方を固定化してしまうのはちょっと損な気分。一昔前の自分と比較して、ちょっとはしっかりした部分は増えたように思いますが、その分眼をつぶるというか見えなくなったものもずいぶんあるだろうなあ、という感じもします。言っても信じないかも知んないけど、昔は繊細な少年だったのよ、俺(笑)。
 と、前フリはこの程度にして。
 整理したいと思っているのはやっぱり恋愛についてです。
 自分の中では「恋愛に不向きな人」ということでおおよそ納得しているのですが、では具体的に何をもって向き不向きと言うのだろう、ということを考え始めると不安で夜も眠れなくなる…ということは全くないのですけれども。でもそれで納得したのならとりあえず具体的に恋愛に不向きであるとはこういうことだよという基準ぐらい設けておかにゃ示しがつかんだろがよ、自分に。
 そんなわけで、ちょっと整理をしようと思い立ってはみたのですが、こうこうこうだから恋愛に不向きだよ、ということを説明することでより一層バカの壁が高く分厚くなるのではないかという危惧も少々。
 別にそれで不利益が生じるわけでもないけれど。

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