強固なロジックの無限の反復

2004年11月13日(Sat) 晴

季節病と重大な選択の関係

 ああ、そうかそうか。
 すっかり忘れていました、今年も季節病発動です。よくもまあ、毎年律儀にやってくるものです。

 この季節が来ると毎年毎年沈み込みがちになるのですが、振り返ってみると割と重大な出来事が起きるのもこの時期が多いような気もします。例えば今の職場に異動になるきっかけとも言える昇任選抜試験に手を上げたのも去年のこの時期(*)でした。
 沈み込んでる時期に何でこんな重要な選択をしたんだろう?
 重大な選択を迫られたから鬱になる、というのではなくて、明らかに順序が逆。手前で勝手に鬱になって、そんなときに重大な選択を迫られて、なぜか反対に前向きな選択をしてしまう、というのが私のパターン。
 鬱の時期のほうが思考は冴えているような気はしますが、しかし決断に当たって十分考えたかというとそうではなくて、割と即断即決で決めています。去年の一件にしても、もっと悩めばいいのに休みの日の朝にかかってきた電話にその場で答えてますからね。決断に要した時間:推定3分。
 おかげで昇進もしましたけれど、前よりもより一層つらい目に遭うことになったんですから、人間の考えることなんてあてにならない(笑)。ぜんぜん冴えてなーい!
 ま、何がシアワセかはその人の価値観によるのでしょうが、それにしても自分が鬱の時期にいると自覚しているのによりにもよってその時期に自分の人生を左右するような重要な選択を大して考えもせずに決定してしまうというのは、あまり褒められた生き方じゃないですね。

 つーか、自分の選択を素直に評価してやれないことのほうが、よっぽど不幸なのかもしれないのだけれども。

[▼]

目次