優しくありたいと願う、優しくない人。
プロフィール(*)の最後にしれっと書いた一文です。
悲しいぐらいに私自身を的確に表していて、とても気に入っているフレーズです。
私は本質的には優しくはないと思います。割と自分勝手だし、他人に対して冷淡だし、どうかすると見下してしまうようなところもあります。
でも、優しくありたい。
困っている人に自然に手を差し伸べられる人でありたい。
それ自体傲慢なことかもしれないけど。
でも、それがたとえ偽善であっても結果的に相手のためになるならば、それは無価値ではないかもしれない。
うーん、そんな考え方自体が自分勝手だろうか?
いや、そんなことを考えていたら何もできないぞ。
大切なのは、必要なときに、ためらわずにすぐに手を差し伸べることができるかどうかだけ。本当にシンプルにそれだけ。ぐずぐず考えているうちにその機会を逃してしまうのでは、いつまでたっても「優しく」はなれない。
そんな風に考えると、「理想の自分」なんて、実は自分のすぐ手元にあるのかもしれないですね。
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