強固なロジックの無限の反復

2005年1月18日(Tue) 晴

「優しさ」について

 優しくありたいと願う、優しくない人。

 プロフィール(*)の最後にしれっと書いた一文です。
 悲しいぐらいに私自身を的確に表していて、とても気に入っているフレーズです。
 私は本質的には優しくはないと思います。割と自分勝手だし、他人に対して冷淡だし、どうかすると見下してしまうようなところもあります。
 でも、優しくありたい。
 困っている人に自然に手を差し伸べられる人でありたい。
 それ自体傲慢なことかもしれないけど。
 でも、それがたとえ偽善であっても結果的に相手のためになるならば、それは無価値ではないかもしれない。
 うーん、そんな考え方自体が自分勝手だろうか?
 いや、そんなことを考えていたら何もできないぞ。
 大切なのは、必要なときに、ためらわずにすぐに手を差し伸べることができるかどうかだけ。本当にシンプルにそれだけ。ぐずぐず考えているうちにその機会を逃してしまうのでは、いつまでたっても「優しく」はなれない。
 そんな風に考えると、「理想の自分」なんて、実は自分のすぐ手元にあるのかもしれないですね。

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