206

親ばかならぬ車ばか。

PEUGEOT 206XS

SPECIFICATIONS
タイプ 3ドアハッチバック
型式 GF-T16L4
ハンドル
トランスミッション 5速マニュアル
 寸法・重量
全長(o) 3835
全幅(o) 1680
全高(o) 1440
ホイールベース(o) 2440
トレッド 前(o) 1435
トレッド 後(o) 1425
最小回転半径(m) 4.9
車両重量(kg) 1050
乗車定員(名) 5
 エンジン
種類 水冷直列4気筒DOHC
内径×行程(o) 78.5*82.0
総排気量(cc) 1587
圧縮比 11.0
燃料供給装置 電子制御式燃料噴射
最大出力(kW/rpm) 80(108ps)/5800
最大トルク(Nm/rpm) 147(15.0kg-m)/4000
燃料タンク容量(l) 50
燃料(ガソリン) 無鉛プレミアム
 動力伝達装置
クラッチ形式 乾式単板ダイヤフラム式
変速比 1速 3.416
変速比 2速 1.950
変速比 3速 1.357
変速比 4速 1.054
変速比 5速 0.853
変速比 後退 3.583
最終減速比 3.764
駆動方式 前輪駆動
ステアリング形式 ラック&ピニオン
ブレーキ形式 前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式 後 ディスク
ABS
 サスペンション
前輪 マクファーソン・ストラット式
(コイルスプリング、アンチロールバー付)
後輪 トレーリングアーム式
(トーションバースプリング、アンチロールバー付)
タイヤ 195/55 R15 85H
主要諸元より転載

 何故プジョーなのか、とよく問われる。
 国産車のほうが何かあったとき便利だろう、信頼性もあるし、どうしても外車がいいならドイツ車にしとけばいいのに、と。

 別に理由なんぞない。
 強いて挙げれば、「それはかっこいいからだ」とでも云おうか。
 惚れてしまったのだ。

 今まで軽に乗っていたので、それよりは大きな車がいい。しかし、家族持ちではないからミニバンのような無闇に大きな車は必要ない。かといって、日本製のコンパクトカーは基本的にファミリー向けだし、実用性はあるかも知れないが、あまり興味をそそられない。でもSUVやバリバリのスポーツカーに乗るようなガラでもないし、経済性・実用性の面から考えるとやはり二の足を踏む。それでいて妙に気位が高く、信号待ちで隣に同じ車が並ぶのはなんとなくヤだ。値段は勿論高くないのがいいが、かといって安すぎないほうがいい。
 親に寄生しているパラサイトシングルのくせに(いやだからこそか)、とにかく注文がうるさいのである、私は。
 そして、プジョー206はまさしくこの条件にぴったりであった。
 通勤の足としては申し分ないし、スカした外観も気に入った。内装もシンプルでうるさくない。時々気が向いた時にすっ飛ばすと軽やかに応える。おふらんすに過剰な思い入れがあるわけでなし(それはドイッチェラントでも同じだが)、単純に「乗りたい」と本気で思える車だ。

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