なんだか宿題を忘れてた小学生のような気分。
時折掲示板に「最終兵器彼女」がらみで見に来られる方が足跡を残していってくださいます。
最近あの作品を開くのがなんとなく恐くてそっとしまっているダメな読者からすると恐縮もので(笑)。いや、今でもあの作品が好きであることには変わりはないのですが。
どうも自分の感じたことを言葉にするとそれでなんとなく理解してしまったような気になるものですね。今読んでも自分の吐き出した言葉に縛られてしまって、柔軟な読み方が出来ないような気がします。
なので今はちょっと冷却期間。
ただ、改めて「最終兵器彼女をめぐって」を読み返してみるとなんとも気恥ずかしいものがあります。「機器に蝕まれた身体性」などはもっと掘り下げると面白そうなテーマなのですが(西垣通あたりを援用するとよさそう)、日々の強固なロジックの無限の反復に付き合わされてどんどん単純化していく脳みそでは繊細な文章など書けそうにないですね。
とりあえず、気になったところをいくつか直しときました。
そのうちまた気が向いたらあの作品を読み直してみようと思っています。もしかしたら新たな発見があるやもしれません。
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