強固なロジックの無限の反復

2002年12月12日(Thu) 晴

色弱の彩色

 仕事が休みの日にはできるだけ新作を進めることにしました。
 今日からはいよいよ彩色。
 うーん、苦手な分野です。
 幼少時に赤緑色弱と指摘されたときのトラウマからか、とにかく最初から色を決めて塗る、ということがなかなかできません。はっきりした色を下地に塗って、その上に影や効果などを乗せていき、場合に応じて色調を操作する、というのが私のやり方です。要するに色に対する自信がないんですが。
 余談ですが、色弱の検査は現在学校ではやっていないそうですね。実生活には何ら支障がなく、遺伝的な要因で起こるもの(=本人に責任がない)で、しかも指摘したところで治るものでもないのでやめてしまったそうです。私などはどうしても輪っかのどこが切れているのかわからなかったのですが、今の子供はそんなこともないのですか。まあ、いいことですかね。

 さて、そんな昔の話は置いといて、作業作業。
 今日はとにかく下地になる色を全部塗ってしまうことにしました。
 上に影などを乗せていく関係上、仕上がり予定の色よりも明るい色を乗せていきます。

 下絵をはずすとこんな感じ(笑)。セル画を裏から見たときに近いかな?
 見てのとおり、べったりと平面的に塗っています。髪の毛の先っちょなどの細かい部分はマウスで描いてますが、制服なんかの広いところは範囲選択ツールで範囲指定をしてべたっと塗りつぶしています。塗りながら、色の全体のバランスを確かめたりもするんですが、まあ前述したように色彩感覚に自信がないので「これでいいのか?」という疑問が消えません。
 ま、これはもう宿業なので、細かいことは気にしないことにしましょう。変だったら変でいーや。
 制服画はその点、色指定にそれほど苦労せずに済むので助かります。もしかしてそれが制服画ばっかり描く理由か?(笑)

 だいぶ脱線しましたが、とにかく下地を塗ってしまいました。次回は影を乗せることになるはずですが、予定は未定、未だにプランもありません。更に深刻なことに、背景のプランがこの期に及んでも出てきません。
 明日は、どっちだ。

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