最近すっかりやる気のなくなった本欄。
CGサイトとしてのアイデンティティーを云々する(*)以前に更新維持のモティベーション(動機づけ)を高めることこそが必要ではないか、などと評論家的な意見を述べても始まりません。更新するのは私なんだから。
そうそう、今日は年末に出ていた黒田硫黄の「茄子」最終巻を買ってきたのです。
なんとまあ、トラックの運ちゃんの忙しい日常から近未来怪獣映画(!)まで、相変わらず芸達者だなあ。こういうのを読むと「ああ、自分はやっぱり物語を諦めて正解だったなあ」としみじみと感じ入ってしまったりします。人生経験の幅も想像力の幅も狭いんですからどーせ大したものが出来るわけでなし、などとついいじけてしまいますが、おかげで締め切りのストレスに追われることもなく、表現の壁にぶち当たることもなく、感謝すべきなのでしょうなあ。
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