強固なロジックの無限の反復

2004年1月9日(Fri) 曇

どんど焼き

 と、いうわけで。
 友人K-nobu氏の協力の下、どんど焼きと称して昔の画を燃やしちゃおう大会、しめやかに開催してまいりました。
 この15年あまり溜め込んできたラクガキやらなんやら、集めてみると大きな紙袋(友人の結婚式で引き出物をいただいた時の袋)一杯に。これが自分の青春のすべてだと思うと、少ないような多いような。
 とにかく感傷は禁物です。早速点火してあとはひたすら火にくべること2時間。ごく一部はK-nobu氏が保管したいということで残しましたが、それ以外は文字通り灰燼に帰したわけです。これでもう泣いてもわめいても戻ってきません。
 別の友人が「後で後悔するかもしれんよ」と言っていましたが、いつまでも過去の輝き(と言うほど輝いていたわけでもないのですが…)にとらわれていては前に進めないような気がします。私が人生において後戻り不可能な選択を自ら下したのは、ことによると今回が初めてかもしれません。遅きに失した感は否めませんし、なんだかどうでもいいことのような気もしますが、とにかく今日私は自ら捨てるということを選びました。何年か後に、このときの決断を私がどう思うか、それはわかりませんが、少なくとも今はこの決断を評価しておきたい、と真摯に思うのです。

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