強固なロジックの無限の反復

2004年5月22日(Sat) 晴

仕事と精神とサイボーグ

 頭をサイバーパンクに切り替えて読んでください。
 あくまでたとえ話ですが。
 人の身体はその精神の在りようと密接に関係しているのですが、ではその関係をある程度断ち切った(例えばサイボーグのような)身体に宿る精神とは、一体どのようなものでありうるでしょうか?

 こんな埒もないことを考えたのは、今自分の置かれている状況からなのです。
 最近職場に行くのがつらくて、冗談でなく出社拒否症になってしまいそうなのですが、サイボーグになればどれだけ精神に負担がかかっても身体は何ともない、したがってストレスががんがんかかっても平気の平左。どれだけ忙しくても、基本的なメンテナンスさえ怠らなければ、病気にもならなければ怪我もしない。素晴らしいじゃないか、これでバリバリ仕事がこなせるってもんだ。

 ただ、身体に何ともない分だけストレスに出口がなくなってしまうような気もします。
 人間の精神は多分そこまで強靭じゃないだろうなあ。
 どんなに忙しくても絶対に調子が悪くならない身体になってしまったら、発狂してしまいそうな気がします。自殺を考えるかもしれません。人間ある程度出口が見えるからがんばろうという気になるのですが、その出口がなくなってしまったらさっぱりやる気にならないでしょう。

 やっぱりサイボーグにはなりたくないなあ。
 ちぇっ、いいアイデアだと思ったのに。

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