強固なロジックの無限の反復

2004年12月15日(Wed) 晴

簡単な整理。

 少し確認しておこうと思います。

 私は恋愛を自らの意志で放棄したのではない。
 あくまで、「自分には恋愛は向いていないようだ」という一つの推論の結果として「どうやら恋愛するのは難しいようだ」と判断しているに過ぎない。
 では恋愛をする意志があるかないか、と問われれば「ある」と回答する。
 ならば積極的に活動しないのはなぜかといえば、それはその意志が希薄なためである。
 では、自分の恋愛に対する態度の基準となっている推論の根拠は何か。
 それは、私が生きてきたこれまでの30年ばかりのちんけな経験とその記憶である。
 つまり、恋愛に対して消極的な態度をとりつづけているのは恋愛についての経験や記憶があまりに乏しいためであり、これはそういった体験をすることになれば解消される可能性も十分ある。
 ただし、今現在は環境的にも時間的にもそういった事象が起こる可能性は極めて低いと言わざるをえない。また、恋愛に対する意欲が内発的に高まる可能性もないわけではないが、精神的に余裕ができ自分に自信を持てない限りは難しいようである。

 これまで本欄でぐだぐだ書いてきたことを要約すると、おおよそこんな感じでしょう。
 自分の意志で恋愛を放棄できるほどカッコいい生き方はしてませんし、大体において要領が悪いものだから人よりもずっと遅れて歩いている感じではあります。いつまでもこだわって捨てきれない、潔くない生き方ですが、まあどうやらこれが私の流儀らしいので仕方ありません。
 そんなわけで、簡単に整理はしましたが、これからも恋愛について何かぐだぐだ書きつづけるでしょう、きっと。

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